【DVの実態】暴力夫にメンヘラ彼女。でも、別れたくない…

DVから逃れる唯一の方法をお伝えしますので、参考になれば幸いです。

■ 今回の対象読者

・夫あるいは妻からの暴力やハラスメントに困っている方、

・彼氏の暴力に悩んでいる方、

・彼女のメンヘラがきついという方、

・別れたいけど別れられない、

・逃げたいけど逃げられないという方

←こういった方に向けて記事を書きます。

一方、DVというのは他人ごと、という人が多いかもしれませんが、そんな方にも、知ってもらえたら幸いです。

犯罪の多くは身近な人間関係から起こっているのですが、DVもそのひとつです。重大な事件に繋がることも多いです

男女間における暴力に関する調査

内閣府のH29年のデータによると

全国20歳以上の男女、約3300人を対象として

配偶者交際相手からの暴力被害について調査しました

  • 身体的暴力
  • 心理的暴力
  • 経済的暴力
  • 性的暴行

と4つにカテゴライズ

(1)配偶者からの暴力被害

  • 約4人に1人は配偶者から暴力を受けたことがある。
  • 女性の約3人に1人男性の約5人に1人は、配偶者からいずれかの被害を受けたことがあり、女性の約7人に1人は何度も受けています
  • 被害を受けた女性の約6割は相談しているが、男性の約7割はどこにも相談していない
  • 被害を受けた女性の約6割が「別れたい(別れよう)」と思っており、そのうち約1割は別れているが、男性の約5割は「別れたい(別れよう)」とは思わなかった。
  • 被害を受けたことのある人の約9人に1人、そのうち女性の約7人に1人は命の危険を感じた経験がある

(2)交際相手からの暴力被害

  • 女性の約5人に1人、男性の約9人に1人は、交際相手から被害を受けたことがある。
  • 女性の約6割、男性の約3割は、同居(同棲)期間中に被害を受けたことがある。
  • 被害を受けた女性の約4割、男性の半数は、どこにも相談していない
  • 被害を受けた女性の約6割、男性の約4割が交際相手と別れている。
  • 被害を受けた女性の約5人に1人、男性の約8人に1人は、命の危険を感じた経験がある

暴力を受けたのが20%ほどなのに対し、

同棲期間中に被害を受けた人が60%に急増します

注目すべきなのは、被験者の男女比が1:1にもかかわらず

男性被害者と女性被害者の数値におおきな差がないことです

男性被害者も多くいるということがわかります

■ DVの影響

(1)配偶者の場合

生活上の変化の内容をみると、

「自分に自信がなくなった」が 22.2%、

「夜、眠れなくなった」が 21.8%

「心身に不調をきたした」が16.2%

「別居した」が(10.0%)などとなっている。

性別にみると、女性は「夜、眠れなくなった」が 26.2%と最も多く、

男性は「自分に自信がなくなった」が 20.6%で最も多くなっている。


(2)交際相手の場合

「自分に自信がなくなった」(25.8%)

「夜、眠れなくなった」(19.0%)

「携帯電話の電話番号やメールアドレス、SNSのアカウントを削除・変えた」(17.3%)

「人づきあいがうまくいかなくなった」(14.7%)などとなっている。

性別にみると、女性は「自分に自信がなくなった」が 28.0%と最も多く、男性は「夜、眠れなくなった」が 23.2%と最も多くなっている

データをみていくと、精神的なダメージが大きいです

うつ病やPTSDなど精神的な疾患を発症し、

悩まれる方も多く、二次被害が深刻なのです。


おそらく、 冷静な周囲からしたら

わかれればいいじゃんと思うかもしれません

以下、内情についてみてみます

■ それでも別れない理由 夫婦間の場合

配偶者から何らかの被害を受けたとき、

相手と「別れたい(別れよう)と思ったが、別れなかった」

人に理由を聞いたところ、

「子供がいる(妊娠した)から、

子供のことを考えたから」が 65.5%と最も多く

次いで「経済的な不安があったから」が 42.4%となっている。

 

性別にみると、男女とも

「子供(妊娠した)がいるから、子供のことを考えたから」(女性 66.8%、男性 60.4%)

が最も多く

次いで、女性は

「経済的な不安があったから」(48.9%)

男性は

「世間体が悪いと思ったから」、「相手には自分が必要だと思ったから」(33.3%)

が多くなっている。

とくに配偶者の場合ですと、

閉ざされた空間や親であること、男女の役割りなどから

社会からのまなざしにおそれているところが大きいです

続いて、交際相手の場合

相手と「別れたい(別れよう)と思ったが、別れなかった」

という人(63 人)に、別れなかった理由を聞いたところ、

「相手が変わってくれるかもしれないと思ったから」 49.2%

が最も多く、次いで

「別れるとさみしいと思ったから」が 41.3%

などとなっている。

これは余計にせつないですね…

■ どうしても、にげられないときは…DV防止法に頼る

「DV防止法」

と言う法律があります

この法律により、裁判所の命令で、

強制的に相手を遠ざけることができます。

具体的には、

「保護命令」といって

・暴力的な相手に対し、つきまとったり

住所、勤務先に近づくことを禁止できます

また、一緒に住んでいる家から二ヶ月追い出す

ことを命じることもできます

もちろん電話やメールも禁止できますし、

子どもや親族にも近づかないように禁止できます

この命令に違反すると、懲役となる強力な制度です。

保護命令を申し立てるために、

配偶者暴力相談支援センターへの相談が必要です

各都道府県、市町村で設置されているので、

配偶者暴力相談支援センターと検索して

HPにアクセスしてみてください

(女性相談センター、DV相談センターなどの名前の場合もあります)

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