【LGBTQ】ぜひ読んでほしい性の多様性について

LGBTって何?という方へ

「性の多様性」というと、次の3つのポイントがあります。

身体の性

生物学的な男性、女性。身体的な特徴による区別で、客観的に判断される。

性自認

本人の認識としての性別。自分自身のことを「女である」あるいは「男である」と認識することで決まるため主観的に判断される。

性的指向

恋愛感情や性的な関心が主にどの性別に向いているかを示している

すなわち、性の種類は男女の二つであっても、

この3つの要素が別々にはたらくので

心と体の性別を一体として捉えると、

少なくとも2×2×2の8パターンはあるのです。

(さらに、後述のように性的志向が無い方などもいるため、さらにさまざまな性のカタチがあるのです。)

レズビアンやゲイは、それぞれ「性的指向」が同性に向いている人です

バイセクシュアルは、性的指向両方の性に対して向いている人のことを指します。

トランスジェンダーというのは、「身体の性」と「性自認」が一致していない人のことで

身体は男性なのですが、性自認としては女性のような方です。

(身体は女性なのですが、性自認としては男性)

性自認は主観で程度に個人差がかなりあるので、

例えば、

男性としての自分の体が嫌い、違和感があるという人や

女性らしい体になりたい、可愛くなりたいというような

方向性が異なる場合も普通にあります

ほかにも

インターセックス : 身体の性が男性、女性に明確に分かれていない

Xジェンダー : 性自認がどちらでもないと認識している

アセクシュアル : 性的指向が存在しない

パンセクシュアル : 性別に関係なく人が性的指向の対象になる

このように、性自認や性的指向の程度は、じつに様々で複雑になっていて

すなわち、単純な「性」の問題

ということではなく、一人一人のアイデンティティ、個性に関わるものかと思います。

性的志向や性自認のことを

SOGI(Sexual Orientation Gender Identity:性的指向、性自認)

といいます。

LGBT×SOGIとセットで覚えていただければと思います。

そして、LGBTというのは、言葉として浸透した点について

評価はできるのですが、分類するのは適切ではないと思いますので、

性別というものは「当たり前に多様である」ことをさらに拡散浸透しなければなと思っています。

2018年の電通の調査によると、

日本人8.9%がLGBTと認識しているようですが(https://www.dentsu.co.jp/news/sp/release/2019/0110-009728.html

いまだにLGBTの存在を意識することは少ないのではないでしょうか。

(しかし、2012年、2015年と調査をしており、年を重ねるごとにその割合は増えています。)

おそらく、多くの人たちが

自らLGBTであることを公表(カミングアウト)できずに、

LGBTであることを隠しているからですよね

ただ、すこしずつすこしずつ勇気ある方々の行動により

公表できるようになってきた方が増えているのではないでしょうか。

(氷川きよしさんのカミングアウトは非常に勇気づけられましたよね。とても難しい立場ですし、苦しみ悩んでいたのではないでしょうか)

ではなぜカミングアウトできないのか?

やはり、嫌がらせ、いじめ、人間関係です

LGBTを理由に解雇、内定取消し、退職強要を受けたとか

「ホモ、レズだから気を付けろ」などと言いふらされた

といった報告も寄せられているみたいです

いまだに身体的な「男女」どちらか!

という区別が行われていて、

LGBTを受け入れる態勢がまだまだ整っていません

その結果、カミングアウトしなかったとしても、人知れずつらい思いを強いられるのです

特に、

会社で働く上で

自分の自認する性とは異なる対応をしなければならないことは

かなりハードです。

男女別の更衣室、制服、トイレなど

周囲の理解も乏しく、受け入れ体制がつくられていないのです。

最近では、

性同一性障害と診断された経産省職員が

女性トイレの使用が認められなくて精神的苦痛を受けたとして

国に対し、約1650万円の慰謝料と処遇改善を求めていた訴訟で

東京地裁は、国に132万円の支払いを命じました。

性同一性障害の方の勝訴です。

やっと主張が認められるようになってきました

注意しなければならないことは

LGBTは最近になって出てきたのではないこと

これまで多くの人が声をあげることができなかっただけです。

いつの時代にも、一定数いるということを意識する必要があると思います

最新の判例がありますので、続きはこちらをどうぞー