「不動産投資は稼げない、やめとけ、などと言われるけど果たしてどうなのか?
これから不動産投資を始めようと思っているけれど…。
ぶっちゃけ、完全初心者が始めて稼げるのかな?
きれいごと抜きに真実を知りたい」
こういった方にお答えします。
記事の内容
・不動産投資が稼げないわけでも、詐欺でもない理由
・稼げない不動産投資にしないためのコツ
・不動産投資が稼げない、と言われる勘違い4選
不動産投資が稼げないというのは嘘
不動産投資は稼げます。「稼げる」はあいまいなので定義は人それぞれかもしれませんが。
問題は詐欺が少なからずあることですかね。
資本主義なら不動産需要は尽きない
土地神話が崩れたのは、本当の価値に見合わない値付けがされたからにすぎない。
過去にあった不動産をめぐる問題点は、「実態を超えた値づけ」がされていたこと
欲を出し過ぎたことと見通しの甘さが原因です。
景気が良くなると冷静な判断を失います。あと、法整備もできていませんでした。
でも、ファイナンス、法律という学問として考えても不動産投資は比較的新しい分野なので日進月歩なのです。
見通しというのは小手先の予測とは違います。
本当に収支があっているか。賃料だけの価値はあるか。
巷にはテクニックに走る人が多い気がしますが重要なのは目の前の物件、それに対する市場の評価と真摯に向き合うこと。
数式をみたり、文字を追うのは苦痛を伴いますが、常に調整し続けなければ運に任せているようなものです。
当たり前の事実:戦略なき投資は失敗する
目的やスタンスがない投資、あいまいな投資はギャンブルですら無いです。どぶに捨てています
もっと言うと、不動産会社の人や、他人任せに放置していたり、うまい話、甘い話に乗ったり、
焦って市場に流されるなど言語道断。ただの養分になり下がります。
業界にいて感じたこと
無知であること、何の目的もなく漠然としている人が多い印象です。
これは申し訳ありませんが、業界人でもいますし会社でも異なりません。コンセプトが無いというか。
損切りも追加融資も決断ができません。
最悪、変な物件つかまされて騙されます。会社はまだリソースがあるので大丈夫ですが、個人は苦戦します。
稼げない不動産投資にしないための3つのコツ
成功のコツはここでは大きく3つ紹介します。
□ 目的やゴールを明確にしよう
□ すこし専門的な勉強をしよう
□ 世の中のしくみを知り考えよう
目的やゴールを明確にしよう
すぐに稼げる、大金を稼げるという曖昧な思考は捨てましょう
すぐとは一年ですか?5年?大金とはいくら以上?
明日100万が手に入るなんてことがないことはだれでもわかってるはず。
肝心なことは、「具体性」
投資というのは計画であり、れっきとした事業です。
企業も投資、運用、回収、返済、配当というサイクルを地道にくりかえしていますよ。
投資とはリターンあってのものだと心得よう
本来、the value will increase and you can make a profit と言われます。
すなわち「価値が増えて利益を得る」という意味。
確実なリターンを考えるべきで、リターンが見込めなければ一円も出してはいけません。
人間の弱さを知ろう
金融商品で食べている人が実際にいる事実を持ってください。みんな勝手に自滅していくのです。
常に情報はチェックしておく、変化に敏感になる、そして考え学び続けるしかありません。
苦痛を伴いますが、難しい本を読んで自分が分からないということを受け入れる覚悟を持ってください。
理不尽な上司やクレーマーのいう事を受け入れるよりよっぽどマシだと思います。
不動産投資が稼げないと言われる勘違い4選
①不正問題
情報不足、知識不足、信頼しすぎに尽きます。当たり前ですが詐欺の方が圧倒的に少ないです。
一昔前は、クレジットカードが危険だなんて言われてました。
銀行預金も通帳至上主義でした。印鑑がいまだに使われます。
ですが、実際のところどうでしょうか。
それから、契約書や仕組み、計算方法、、徹底的に勉強しましょう。
②景気や経済がどうのこうの
当然の変数です。
人口減少、空き家、家賃下落、経済成長停滞
これはすべての産業について考えるべき問題です。
ところが、日本の場合、土地が限定され人口が多いという特徴があります。
加えて、不動産の収益は賃料ですが、住む、利用するといった需要は絶対に無くなりません。
不動産マーケット以上に条件のよい環境はありません。
③一部の人しか稼げない
稼ぐが曖昧で批判に値しないのですが、通常の不動産投資であれば年間100万、200万くらいのキャッシュは生み出します。
億万長者になれるかどうかの話をするなら一部の人しかなれないという批判は何に関してもあてはまります。
そもそも世の中は運です。
④時代とか歴史とかの土地神話は崩れた的な批判
間違いです。時代に関わらず、不動産はいつの時代も不動産という価値を持っています。
なぜなら有限な資源でほかにとってかわるものがないからです。
資源として典型的な、石油は今なお大きな価値を持っています。しかし、有限です。
土地は地球の表面なので永久に価値があります。問題になるのは、価値の評価、値付けだけです。
2000年代から急速に土地がいかに付加価値を生み出せるかをえらい人たちが考え始めました。
後押しするように法整備がバックアップしておりどんどん発展し前進している成長産業です。
最後に
サラリーマンはそれだけで融資が引けます
融資には金利がかかりますが、いまはまだ金利が安いです。金利は政府の金融政策に左右されます。
政権も変わりますが、しばらくは金融政策は変わらないのでまだ買い時であることには変わりません。
言い方が悪くて恐縮ですが、コロナがあろうとなんであろうと、人間の営みがある限り不動産じたいのニーズはなくなりませんし、相場より安く仕入れることもできるかもしれません。
今後の展開をより注意深く観察する必要があるのでむずかしくはなりますが、チャンスは目の前にあり、手に入れるかどうかは自由です。