【2023年解答速報】貸金業務取扱主任者試験は難化した?合格点ボーダーラインと難易度の感想

今回は、貸金業務取扱主任者試験の解答速報や合格点ボーダーライン、難易度の感想などをまとめています。

年度ごとに難化したり易化したりがわりと激しい試験だなという印象を受けています。

分野によって傾向は変わりますが、基本的には貸金業を中心とした出題構成で、各分野まんべんなく一問ずつ出題されるイメージです。

民法もそれなりに出題されますが、わりと基本的な問題を正面から問うことが多いです。

ガチガチの法律というよりは、実務経験者の方が有利になりやすい試験だなと思っています。

いまのところは、資格者としてというより、実務実態を踏まえ、適正な業務の運営遂行を目指す試験趣旨に沿うものとなっているのでしょう。

2023年 貸金業務取扱主任者 解答速報

2023年実施の貸金業務取扱主任者試験の解答速報は下記URLからご覧いただくことができます。

貸金業務取扱主任者試験 解答速報

2023年 貸金業務取扱主任者 問題と正答

2023年実施の貸金業務取扱主任者試験の問題と正答は下記URLからご覧いただくことができます。

貸金業務取扱主任者試験 問題

貸金業務取扱主任者試験 正答

貸金業務取扱主任者試験の難易度など感想

2023年 貸金業務取扱主任者試験の試験科目と配点・合格点

貸金業務取扱主任者試験の試験科目は下記の4つです。

1. 法及び関係法令に関すること
2. 貸付け及び貸付けに付随する取引に関する法令及び実務に関すること
3. 資金需要者等の保護に関すること
4. 財務及び会計に関すること

それぞれ具体的には以下となります。

出題範囲としては以下に記載されている関係法令の、当該法律の施行令、施行規則を含むものとしていますのでかなり広い感じられます。

しかし、貸金業に関するものに限定されるため意外と出題範囲は狭いのでご安心ください。

1.法及び関係法令に関すること

(1)貸金業法
(2)貸金業法施行令
(3)貸金業法施行規則
(4)出資の受入れ、預り金及び金利等の取締まりに関する法律
(5)利息制限法
(6)貸金業者向けの総合的な監督指針
(7)事務ガイドライン(第三分冊:金融会社関係13指定信用情報機関関係)(金融庁)
(8)貸金業の業務運営に関する自主規制基本規則
(9)紛争解決等業務に関する規則
(10)紛争解決等業務に関する細則
(11)貸付自粛対応に関する規則(日本貸金業協会)

2. 貸付け及び貸付けに付随する取引に関する法令及び実務に関すること

民事法(民法・商法を中心とするその他の関連法令)
民事手続法(民事訴訟法、民事執行法及び民事保全法を中心とするその他の関連法令
倒産法(破産法、民事再生法を中心とするその他の関連法令)
刑事法(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律、及び犯罪による収益の移転防止に関する法律を中心とするその他の関連法令)

(1)民法
(2)商法
(3)会社法
(4)保険法
(5)手形法・小切手法
(6)電子記録債権法
(7)動産及び債権の譲渡の対抗要件に関する民法の特例等に関する法律
(8)電子消費者契約に関する民法の特例に関する法律
(9)不正競争防止法

(1)民事訴訟法
(2)民事執行法
(3)民事保全法
(4)裁判外紛争解決手続の利用の促進に関する法律
(5)民事調停法

(1)破産法
(2)民事再生法
(3)会社更生法
(4)特定債務等の調整の促進のための特定調停に関する法律
(5)会社法

(1)暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律
(2)犯罪による収益の移転防止に関する法律
(3)刑法
(4)不正アクセス行為の禁止等に関する法律

3. 資金需要者等の保護に関すること

個人情報保護法(個人情報の保護に関する法律を中心とするその他の関連法令等)
消費者保護法
経済法(不当景品類及び不当表示防止法を中心とするその他の関連法令等)
貸金業法その他関係法令

4. 財務及び会計に関すること

(1)家計収支の考え方(収支項目・可処分所得・貯蓄と負債)
(2)個人の所得と関係書類(申告所得・源泉徴収票等の関係書類)
(3)企業会計の考え方(企業会計原則)
(4)財務諸表(損益計算書・貸借対照表・キャッシュフロー計算書・その他)